製品(商品)が出来るまでの手順・工程

製品流れ 基礎知識

ここでは機械設計という狭い範囲では無く、何もない状態から製品が出来るまでの手順を解説していきます。

製品が出来るまでの手順
  1. 企画
  2. 商品戦略
  3. 設計仕様の決定
  4. 構想設計
  5. 基本設計
  6. 試作
  7. 解析
  8. 詳細設計
  9. 生産
  10. 検査
  11. 出荷・納品
  12. 販売

細かく書きましたが、要は何を作るのか決めて、その製品で採算が取れるのかを考え、図面を書いて軽く何個か作ってみて、いけそうならキチンと作って検査・納品して販売するといった流れになります。

大雑把に書きすぎたので各項目で軽く説明していきます。

製品が出来るまでの手順

1.企画

まずはどういった製品を作るのかを考えて企画書にまとめなければ何も始まりません。

顧客のいる製品であれば顧客の要求を満足させれるスペックを提供しなければいけないし、商品として販売するのであれば市場調査も必要になります。

会社によって呼び方は違いますが、製品企画部や商品企画部などの企画部門が主になって業務を行います。

2.商品戦略

会社としてその製品を商品化した場合に利益を確保できるのかを考えなければいけません。

事業を成功させるうえで、商品戦略が最も重要かもしれません。

3.設計仕様の決定

企画書で決められた条件の範囲内で、実際にどんな製品を作っていくのかを明確化にして設計仕様書を作成します。

具体的にはデザイン、外形寸法、スペック、重量などなどはこの段階である程度決まります。

4.構想設計

構想設計では、設計仕様書を基に何となーく設計すればいいので詳細まで気にする必要はありません。(適当では無い)

ですので、CADを使ってガチガチに寸法を決定していくのでは無く、まずはポンチ絵で書いてみて全体のイメージを掴んでから、必要であればCADを使って主要寸法のみ決定していきます。

この時点で、おおまなかコストの見積もりをとらなければいけないので材料はある程度決めておかなければいけないし、生産コスト(組立手順など)も考えなければいけません。

強度計算なども構想設計で行います。

個人的には構想設計が一番面白いです。

5.基本設計

基本設計では、構想設計で決まった仕様を基に、実際に現場の人が作れるレベルの図面を製図することを目的としています。

製作図には、各部品がどの様な状態で組み合わさるのかを製品全体から見た「組立図」と、それぞれの部品の情報や寸法を載せた「部品図」、タップや面取りなど加工位置や寸法公差を指示する「加工図」などがあります。

特に新人さんはこの基本設計がメインの業務になります。

構想設計に比べると地味ですが、現場作業の方に正確に図面の指示を出す為にも非常に重要なポジションです。

私も作図作業をメインにしてきましたが、図面にミスがあって現場のオッサンが事務所に来てよく怒られました・・・(笑)

現場から設計に内線が来るおよそ8割が図面ミスによるクレームです。(余談)

6.試作

製作図から試作品を作ります。

7.解析

試作品を解析し、仕様通りのスペックを満たしているのか、不具合が無いのかをチェックします。

8.詳細設計(量産設計)

試作品から問題点をフィードバックし設計図や資材表、最終的な組立図などを作成します。

ここでのミスは許されません。

9.生産

物を作ります。

10.検査

組立が完成してから製品がキチンと性能を満たしているのか最終的なチェックを行います。

11.出荷・納品

製品が出来上がればあとは出荷して納品すればここで大半の会社は任務終了です。

12.販売

製造から販売まで行っている会社は、その商品を売りまくります。

会社によって多少なりとも工程や名称は違うでしょうが、私の経験上こんなとこでしょう。

設計はどこから関わる??

社員数名程度の小さな会社であれば全ての工程で関わってくることもありますが、基本的には③設計仕様の決定~⑩検査ぐらいまでですね。

設計と言えば図面ばかりを書いているイメージがあるかもしれませんが、かなり多くの業務に足を突っ込まなければいけませんので、業務を円滑に進めていく為には、営業部や製造部や資材部の人とは仲良くしておきましょう。

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